PUレザーと革のお手入れ

弊社の商品に多く使用されているPUレザーとは、ポリウレタンを原料にした合成皮革です。
基本的に、扱いやすい手入れ不要の素材です。弊社には、主に革製品とPUレザーの2種類のケースがあります。

PUレザーは手触りが柔らかく、高級感がありますが、本革とは違いますので、皮磨きで強く磨くと表面の薄皮が破れてしまうことがありますのでご注意ください。

水に濡れると劣化が早くなるので、塗れた手で触らないようにするなど、なるべく濡らさないようにしてください。

塗れた場合は、すぐにお拭きください。

高温の場所に長く置くことも劣化が早まります。

洗剤などで濡らすこともおすすめしません。基本は乾拭きで十分です。濡れた状態のものを、強い力で拭くと破れる場合があります。

何年も使っていると自然劣化があります。それは材料のポリウレタンの特性ですのでご了承ください。

何年も長く使うというよりも、数年の間はキレイに使って終了する物だとご認識ください。
そこが本革、本皮との大きな違いです。

一方で、革製品は、PUレザーに比べて長く使っていただける物です。ただ、雨などに濡れると劣化する場合があります。

また、加工した時の薬剤の臭いなどが出てしまう場合もありますので、濡れた場合は、素早く拭いて乾燥させてください。

濡れて放置し臭いが出た場合も、乾燥させることで緩和していくと思います。

左は濡れて臭いが出たというお客様から送って頂いた写真ですが、本革なので、商品そのものの劣化は、ほぼ1年目ですが少ないように思います。
PUレザーでは、こうはいきません。革商品は濡らさないようにして使うようにしてください。
大変価格が安いので革ではないのではないかというご質問も多いですが、革でございます。　また革ですので、革のお手入れ用品などで磨くことでより美しく長く使って頂けると思います。

弊社の商品は、合成皮革の場合はPUレザーと表現しております。わざわざ革と偽って書くようなことはしておりません。